発声障害と自律神経の関係性とは?

「声が出しにくい」「話そうとすると喉が詰まる」と感じる方へ

「病院で検査をしても大きな異常はないと言われたのに、声が出しにくい」
「緊張すると声が震える」
「以前は普通に話せていたのに、急に声が出なくなった」

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このような発声の悩みを抱えている方は少なくありません。

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発声障害にはさまざまな原因がありますが、その中でも見落とされやすいのが自律神経の乱れとの関係性です。

発声障害とは?

発声障害とは、声を出す機能に問題が生じ、思うように発声できなくなる状態を指します。

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主な症状として、

  • 声がかすれる
  • 声が震える
  • 声が詰まる
  • 声が出しづらい
  • 長時間話すと疲れる
  • 人前で声が出なくなる

などがあります。

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原因は声帯そのものの問題だけでなく、ストレスや身体の緊張、自律神経のバランスの乱れが影響しているケースも非常に多くあります。

自律神経とは?

自律神経は、私たちの意思とは関係なく身体の機能をコントロールしている神経です。

交感神経

活動・緊張・興奮モード

副交感神経

休息・回復・リラックスモード

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この2つがバランスよく働くことで、身体は正常な状態を保っています。

この副交感神経の一種である迷走神経が発声には大きくかかわっています。

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次の項目では自律神経の一種である迷走神経について説明します。

自律神経が乱れると声に影響する理由

① 喉周囲の筋肉が緊張する

迷走神経は声帯周囲の筋肉をコントロールしているため、ストレスを感じると迷走神経が身体は防御反応として声帯周囲の筋肉を緊張させます。

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特に、

周囲の筋肉が硬くなると、声帯の動きにも影響を与えます。その結果、

  • 声が出にくい
  • 喉が締め付けられる感覚
  • 発声時の違和感

が現れることがあります。

② 呼吸が浅くなる

迷走神経は肺もコントロールしている関係で、迷走神経が乱れることで呼吸が浅く速くなります。

声は呼吸によって作られるため、

  • 息が続かない
  • 声量が出ない
  • 話しにくい

といった症状につながります。

実際に発声障害の方の中には、胸式呼吸が強く、横隔膜がうまく使えていないケースも多く見られます。

③ 脳が「声を出すこと」を危険と認識する

強いストレスや過去の失敗体験があると、脳は発声そのものを危険な行動として記憶することがあります。その過去のストレスが迷走神経とリンクすることで、発声に影響を及ぼします。

すると、

  • 人前で話す時だけ声が出ない
  • 特定の言葉だけ言いづらい
  • 緊張すると症状が強くなる

といった状態が起こります。

これは気持ちの問題ではなく、過去の記憶が脳とリンクして自律神経の反応として起きている現象です。

姿勢も発声障害に関係する

自律神経の乱れと同時に、姿勢の崩れも発声に影響します。

特に現代人に多い

  • 猫背
  • ストレートネック
  • 巻き肩

の状態では、

  • 首周囲の筋肉が緊張する
  • 呼吸が浅くなる
  • 横隔膜の動きが制限される

ため、発声しにくい身体環境になってしまいます。

また首から背骨にかけて自律神経が密集しているため、姿勢不良が自律神経のバランスにも影響を与える可能性があります。

改善のために大切なこと

発声障害は単純に「声の問題」だけではなく、

  • 迷走神経
  • 呼吸
  • 姿勢
  • 身体の緊張
  • ストレス

などが複雑に関わっています。

そのため改善には以下のようなことがあります。

① 呼吸を深くする

声を出すためには呼吸が必須項目になります。呼吸を深くする練習をしていただいたほうがいいのですが、なにも考えずに深呼吸をしてもその効果は半減します。

 

そのための簡単は工夫としては、「立って手を真横に肘までしっかりのばして深呼吸をする」ただこれだけです。

普通に呼吸をするのではなく、肘まで横に延ばすことで空気の入る量も大きく変わりますのでやってみてくださいね。

 

②首のストレッチ

上述しましたが、首と発声は関係します。首が自律神経の通過する場所ですし、首がストレートネックですと喉がつまりやすくなります。

首を大きく上を向いたり、おもっきり下を向いてみたりして首のストレッチをしてみましょう。

③脱力してみる

この脱力が一番効果がありますが、一番難しい項目です。

発声障害がある方の特徴として『力が入りやすい』というものがあります。ただ、この『力が入れている』という意識がないことが多く、無意識的に力が入っていることも非常に多いです。

対策としては

肩をすくめて無理矢理でも肩に力を入れる→そして肩の力を思いっきり抜く(この時に『だらーん』という言葉を言うとより力が抜けやすいです)→これを5回繰り返す。

このルーティンを繰り返すだけでも脱力がしやすくなります。

まとめ

発声障害と自律神経には深い関係があります。

自律神経が乱れることで、

  • 喉周囲の筋肉の緊張
  • 呼吸の浅さ
  • 発声への過剰なストレス反応

が起こり、声の出しづらさにつながることがあります。

「声だけを治そう」とするのではなく、身体全体の状態や自律神経のバランスに目を向けることで改善のきっかけが見つかることもあります。

声が出しにくい症状でお悩みの方は、喉だけでなく、姿勢や呼吸、身体の緊張状態も含めて見直してみてはいかがでしょうか。

ウィル整体院