患者様
70代 男性 販売業にて立ち仕事。
症状
・左坐骨神経痛
・病院の受診はしておらず
・座っているのが辛く、立っているほうが楽なよう
・ごはんやお風呂は膝立ちにしておこなっている
検査結果
・後屈は問題ないが、前屈時に下腿内側に疼痛
・足部全体にしびれもある
・L4支配領域。左肩下がり
・座位はかなり困難で、背臥位や腹臥位は可能。
・膀胱系、腎臓で反応
治療内容と経過
■1回目
脊椎調整 L4の歪みの調整
股関節の可動域改善
腎臓 下降結腸の施術
頚部 後頭下筋群の緊張の緩和
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■2回目
しゃがんで風呂に入れるようになってきた。
それ以外の症状は残存。前回と同じ施術。
内臓のコンディションを上げるために内臓施術を入れる。
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■3回目
通常時でもしゃがめるようになってきているが、伏在神経領域での左大腿内側にてしびれが残る。水分摂取を意識するようにと伝える。
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■5回目
まだ立位のほうが楽とのことだったので、健側である右下肢も施術をいれる。
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■6回目
かなり症状が軽減。前回と同じように両下肢の施術をおこなう。
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■8回目
しゃがむことは問題なくなった。歩行時に足底に違和感が残る程度。
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■10回目
ほぼ問題なく症状が消失しているため、施術は終了とする。
考察
坐骨神経痛の大半は片側だけに症状が出現しますので、施術は基本的には症状が出ている片側だけ、もしくは片側メインでの施術になる場合がほとんどです。
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しかし、悪いほうだけを施術してもあまり変わらない場合もあり、良いほうの脚側を施術することで一気に回復する場合もあります。
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このように本当の原因は患部にないことが多く、症状が出ている反対側の脚に原因がある場合もあるのです。
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施術をすることも非常に重要ではありますが、それ以上に重要なのが原因を見つける検査です。当院では独自の検査法を用いて、本当に悪い場所を見つけて、最短で改善できるように努めさせていただきます。
お電話ありがとうございます、
ウィル整体院でございます。