【パニック発作】浅い呼吸を改善して、パニック発作を改善!

患者様

30代 会社員 男性

症状

・電車などの身動きの取れない場所や、会社のデスクワーク中、慣れない場所に行った時に息苦しさや動悸が出る。
症状が出てくるようなイベントの前日でも予期不安で症状が起きやすい。
・猫背ぎみで呼吸があきらかに浅い。
・症状が出る場面では下腹部が重くなってくる。
・病院での薬でも変わらず、他の整体院に通うも大きな症状の改善はなかった。

検査結果

・頸椎の可動性低下
・頭蓋骨の動きの低下
・腹部の筋緊張
・幼少期(2歳)の時にお母さんとの経験・感情が引き金になっていると判明。

治療内容と経過

■1回目
呼吸がしやすいように、肩甲骨まわりや肋骨まわりを動かす。
頭蓋骨調整、頸椎調整、太陽神経叢、大腰筋の調整。
深い呼吸ができるように腹式呼吸をするように伝える。
始めのうちは詰めて通院するように指導。
■2回目
呼吸ができているかどうかの目安になる肋骨の動きに改善が見られる。
前回と同じ調整を行う。
■3回目
胃腸にガスが溜まることが多いとのことなので、食事指導。
■5回目
この3日間は症状がほぼ見られなかったとの報告。
「症状が出ても大丈夫」と思うことが大切と伝える。
■7回目
免許の更新センターで症状が出そうになったが、自力で抑えることができた。
■9回目
以前よりもかなり症状が出る頻度が減ってきた。ただ、慣れないことをする前日には予期不安の症状が出てくる。
■11回目
予期不安の症状もかなり減ってきている。
通院ペースを開けていき、今の状態をキープしていく。

考察

パニック発作・障害のある方のほとんどが、呼吸が浅くなっています。呼吸が浅いことが自律神経を乱れやすい環境の一つになっているからです。
そのため、施術をスタートさせる時に最初に行うのが呼吸がしやすい体作りです。
背骨やリンパの流れを改善するだけでも、呼吸がしやすくなります。
また「その状況になると、苦しくなる」という悪いイメージが脳内にこびりついてしまっているので、お話を聞きながらそのイメージの払拭させることも必要になります

ウィル整体院