【パニック障害】呼吸・自律神経を整えて、パニック障害・頭痛を改善

患者様

30代 女性 専業主婦 5歳と2歳のお子様が二人

症状

・生理前や土日に強烈な頭痛。お子さんに怒ることが多い土日に頭痛が多い
・生理痛も強い。
・眠りが浅い。すぐに目が覚めてしまう。
・歯医者や美容院に行くと、すごい不安になる。
息が苦しくなる。誰かに話しかけてもらえないと、その場所にいられなくなる。
行く前日も憂鬱になることが多い。

検査結果

・頚部および左肩の可動域の低下
・過去のトラウマを調べる検査にて、幼少期にご両親の離婚があったことが判明
・肋骨の動きが悪く、呼吸が浅い。
・骨盤の可動性が低い
・頭蓋骨の動き、特に左側頭部の動きが悪い
・副腎の疲労が見られる

治療内容と経過

■1回目

深い呼吸ができるように施術。
骨盤、脊椎、頭蓋施術。内臓では小腸・大腸・副腎。
悪いものを出すイメージで深呼吸をするように伝える。
始めの2週間は週2回で通院するように指導。

■2回目

前日に頭痛があった。お子様を強く怒ると痛みが出ることが多い。前回と同じ施術。

■3回目

週末に頭痛が出ることが多かったが、直近の週末は頭痛はなし。週1回の施術に切り替える。

■4回目

呼吸状態に改善が見られる。右側頭骨(頭蓋骨)の動きが悪い。

■6回目

頭痛の頻度はかなり減った。生理痛はやや残る。

■8回目

美容院に行ったが、息苦しさは少し残る。頭痛は改善してきているので、パニック発作中心の施術へと切り替える。

美容院に来ていることをイメージしてもらい、その状況で自律神経の調整を行う。

■12回目

美容院に行った直後でのご来院でしたが、ほとんど症状はなく、美容師さんと楽しく話ができたそうです。

考察

現在のストレスにしろ、過去のトラウマにしろ、人間はストレスやトラウマがあると痛みの耐久力が非常の低くなります。

この方は幼少期のトラウマが引き金となって、頭痛などの症状が出ていました。上記のストレスに気付かない方も沢山おられますので、そのことを指摘してあげるだけでも本来の自然治癒力は向上していきます。

パニック障害・発作の場合は、症状が起こる状況下をイメージさせてあげることが非常に重要になります。その状況下にて頭の血流低下がおきてしまい、不安になってしまうことが多いからです。

その状況をイメージした状態で頭の施術をすることで、頭の血流低下が起きにくくなり、パニック発作の改善につながります。

 

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