更年期のイライラを改善させる生活習慣3選

更年期障害は閉経が近づき、女性ホルモンであるエストロゲンが低下することで起きてきます。

エストロゲンはいろいろなことにかかわっており、一つはセロトニンという脳内の神経伝達物質の生成にかかわっています。

このセロトニンという物質は別名で幸せホルモンとも言われており、精神の安定には非常に重要な脳内物質です。

 

つまりエストロゲンが低下する→幸せホルモンも低下する→結果的にイライラしやすい

という図式ができてくるわけです。

 

つまり、この更年期の時期でのイライラを和らげるにはこの「セロトニン」を増やすことが非常に重要です。

 

セロトニンを増やす方法はいろいろありますが、今回は3つ紹介します

①日光を浴びる

一番これが簡単な方法ですが、日光を浴びることです。

特に朝起きてすぐに日光を浴びることが効果的です。

日光から光刺激が目に入ることで、セロトニンの生成のスイッチが入ります。その結果朝からセロトニンが生成され気持ちよく過ごすことができます。

朝が弱くてなかなかできそうにない場合でも、カーテンを開けて窓越しで日光を浴びるだけでも十分に効果があります。

ぜひカーテンを開けるところからスタートしておいてください。

②リズム運動をする。

リズム運動と聞くと、エアロビクスのような運動をイメージする方もいらっしゃいますが、そこまで激しい運動をする必要はありません。

「1、2 1,2」と心の中で唱えられたら、体を動かすものであればなんでも大丈夫です。

ウオーキングするだけでもOKです。もっと言えば、駅やマンションでエレベーターを使わずに階段を使用するだけでも大丈夫です。

ただ、この時にダラダラ歩いてしまうと効果が半減してしまいますので、ダラダラ歩かずにしっかりと背筋を伸ばして腕を振って歩いてください。

 

リズムに乗っていれば、カラオケや発声練習、ゴルフのスウィングでも大丈夫です。

また①でお伝えしましたとおり、朝にやるとさらにセロトニンが増えていきますので、ぜひやってみてください。

③よく噛む

よく噛むことも実はセロトニンを増やす方法の一つです。

よく噛むことも一種のリズム運動になりますし、よく噛むことで自然と顔の表情筋を使います。

顔の表情筋は脳の神経を刺激につながり、自律神経も安定しやすくなります。

ごはんをよく噛んでいる時間がない という方もいらっしゃると思いますが、そのような場合はまずは一口目だけ30回噛むことを意識してください。

そうなると、二口目以降も自然とよく噛む癖がついてきますので、一口目だけでも意識してください。

朝ごはんを食べない方も意外と多いですので、まずは少しの白米などを噛むことから意識してみてください。どうしても朝からごはんがしんどい方はガムを噛むだけでもOKです。

実際にどうしてもイライラしてしまった時はどのように気分転換するのか。

1番手っ取り早い方法は深呼吸です。

 

ただ、この時に普通に深呼吸をしても効果が弱いですので、おへその下にある「丹田」というツボを押さえて深呼吸をしてみてください。

 

この丹田は東洋医学的に気の流れが集まるところで、メンタルを安定させる効果があります。

 

呼吸は自律神経を安定させてくれる効果がありますので、丹田と呼吸を組合せてやってみてくださいね。

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