採卵がうまくいかないときに見てください。

体外受精をするとまず行うことは採卵ですよね。

体外受精においては言うまでもなく、採卵が一番大変ですよね。卵胞の育ちに合わせて、何度も病院に通わないといけないわけですからスケジュール調整が非常に大変になります。

もちろん、卵の数がしっかりと取れてよりグレードの高い卵子が採れるとオッケーなんですが、なかなかうまくいかないことも多いと思います。

採れる個数は確かに年齢が若いと多く取れることが多いのは事実ですが、40代の女性でも20個以上採卵できました。といったこともあります。

逆に20代女性でも個数がそれほど採れないといったこともあったりします。

 

また今回の生理周期ではうまくいかなかったけど、翌月の採卵周期ではうまくいきました。

なんてこともありますし、転院してクリニックを変えたらちゃんと採卵できました。という事例も多数あります。

このように採卵に関しては様々な要素が関わってきますが、体の状態を安定させていったほうが良いのは間違いないので、採卵に向けて取り組むべきことをお伝えしていきたいと思います。

栄養

見直すべきことの1つ目は栄養です。

卵子がちゃんと育つためには必ず栄養が関わってきますので、栄養がまわっていることが大前提です。

そのために栄養をきちんと摂取することが大事ですが、そもそも論として自分自身が栄養不足しているのかどうなのかわからない ということになると思います。

ご自身の栄養状態を把握するために、まずは栄養検査を受けられることをオススメします。

 

専門の医療機関にて血液検査でもできますし、もっと簡易的に検査キットにて尿検査で行うこともできます。

何が不足しているのかがわかったほうが効率的に栄養を摂取することができますのでオススメです。

また栄養過多であったり血糖値が高い状態だったりすることで採卵数が低下するというふうにも言われています。

 

血糖値が高いのは言わずともわかると思いますが、糖質過多が影響します。

特に白い砂糖やジュースは血糖値の急上昇を起こしますので、採卵の時期関係なしに積極的な摂取は避けられたほうが良い結果につながりやすくなります。

ストレス

ストレスも何かしら影響することが多くなります。

ストレスが強く出すぎると体温が上がります。

体温が適性以上に上がりすぎてしまいますと、卵子の育ちに影響しますので、ストレスは避けたいところです。

と言ってすぐにストレスがすぐに減らせるわけではないので、まずはストレス対策として睡眠時間を確保することが1番か思います。

睡眠時間の中でも深い睡眠を表すノンレム睡眠を確保することでストレスからの回復につながるとされています。

睡眠がストレスケアに有効ですので、仕事など様々な事情があるかと思いますが、睡眠時間の確保に徹することが重要です。

病院・クリニック選び

病院やクリニックを変えてうまくことも非常に多いです。

どの病院の先生も一生懸命に治療に取り組んでいることは間違いないですが、どうしても「相性」というものが存在します。

 

卵巣刺激方法も様々で高刺激をメインにやられているクリニックもあれば、マイルドな刺激方法をメインにやられているクリニックもあります。

どのやり方にも一長一短がありますので、違うタイプの刺激方法を取り入れられている病院の話を聞いてみたり、体外受精の説明会に参加してみるのも一つです。

ただ、選定基準としてお伝えしたいのですが診療時間です。

土日祝日でも採卵に対応してくれるクリニックがやはりおすすめです。

土日祝日に対応できずにベストタイミングで採卵ができなかった…。ということはよくあります。

卵子の育ちは多少は薬で調整できるとはいえ、こちらの都合には合わせてくれないものですから、対応してくれる日程が多いほど採卵もうまくいきやすくなります。

また仕事はされている方は少しでも遅い時間まで診療されているクリニックのほうが良いですし、ここを無視すると通院することがストレスになりますので、通うことのストレスが極力少ないクリニックを選ぶのも大事なことですね。

必ずあなたに合った病院・クリニックが存在しますので、地域的なこともありますが他の病院も見てくださいね。

 

採卵がうまくいかなくて落ち込むこと多々あります。

ただ、一つ言えることは妊活に取り組まれている皆さん誰しもが「うまくいかない時がある」ということです。

隣の芝生は青く見えるものですが、青く見えていても隣の人もうまくいかないタイミングがあったハズです。

まだやれることはあるハズですので、やれることをひとつずつやっていってくださいね

 

ウィル整体院