60代 女性 清掃員
症状
・左坐骨神経痛
・しゃがんだりするときに痛みが出てくる
・ 下腿にまで疼痛が出る
・しびれもでることがあるが、内側か外側かなど場所の特定はよくわからない
検査結果
・かなりの亀背
・右肩前 立位での前屈は問題なし
・やや体幹後屈にて制限あり
・脊椎の歪みがかなり強くC6から上に右にゆがむ
・伏臥位での股関節の伸展 膝関節の屈曲は問題なし
・座位での頚部後屈にて疼痛が出現
・仙椎1番から神経に問題あり。
・左腎臓 すい臓 肝臓で反応
治療内容と経過
■1回目
脊椎調整・坐骨神経での伸展アプローチ
肝臓・左腎臓施術。頚椎1番、2番のアプローチ
左股関節屈曲可動域はやや回復。
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■2回目
前回の施術に加え、両下肢を牽引する施術も入れる。正しい位置に牽引することで正しい位置で立ちやすくなり、それが血流の改善につながる。
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■3回目
症状は残るが、内臓の改善はみられる。
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■4回目
徐々に下肢の疼痛が軽減していることを実感できるようになってきている。内臓は肝臓や腎臓に加え、膵臓もアプローチしていく。
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■6回目
しゃがんでも痛みが出ない日が出てきた。朝起きた時に疼痛がでる時がある。
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■8回目
内臓はかなり動いてきているものの、今日は痛みがあったとのこと。
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■10回目
仕事などで痛みを感じることはなくなってきた。消化器系などの内臓も回復してきている。
考察
坐骨神経痛での施術の場合、通常ですと症状が出ている部位の筋肉をほぐしたりすることが多いかと思います。
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ただその施術方法ですと、根本の解決にはならないのでかえって時間がかかってしまうことが非常に多くなります。
そこで大事になってくるのが内臓です。内臓疲労があることで循環不良を起こしてしまい、症状の改善を遅くしてしまっていることがよくあります。
神経も血流の影響を受けます。体の歪みを改善するとともに、内臓の状態を改善させてあげることで、血流がよくなり自然治癒力が向上していきます。
症状が出ている患部の施術だけでなく、自然治癒力を上げていくことが一番の近道になります。
お電話ありがとうございます、
ウィル整体院でございます。