卵子の質を下げる妊活NG食

妊活をしていく上で食事はかなりプラスにもマイナスにも働くものです。

「何を食べるのか」も大事ですが、「何を食べないのか」も非常に大切です。

食品には過度な摂取によって体に負担をかけてしまう食品が存在するからです。

負担やダメージがある状態で、体に良い食べ物を入れても有効に活かすことができにくくなります。

ですので、体に負担をかけてしまう食品を理解しておくが非常に大切です。

今日は妊活をしていく上でマイナスに働きやすい食品についてお伝えします。

①砂糖

砂糖、特に白い砂糖である精製砂糖は妊活においてはかなりの悪影響です。

この精製砂糖は単糖類にあたるため、血糖値が急上昇しやすくなります。血糖値の高い状態が続きますと、排卵障害にもなるとされており、確実に避けたい食品です。

また血糖値が急上昇することで内臓疲労にもつながり、痛みなど誘発しやすくなることで、頭痛や生理痛、PMSにもつながりやすくなります。

妊活関係なしに摂取を避けてほしい食品ではあります。

②パン

パンも体に負担をかけやすい商品です。

パンなどの小麦を使った商品はグルテンというタンパク質が含まれています。

このグルテンという成分は日本人の腸にはあまり合わないとされていて、消化をすることが難しいとされています。

そのため、未消化の状態になることで下痢や便秘を引きおこしやすくなります。

またグルテンが腸の粘膜を薄くさせ、腸の粘膜に穴があくことで、栄養素が血中に漏れでてしまう(リーキーガット症候群)を引き起こすことにつながります。

血中に漏れ出すことで花粉症やアトピーなどのアレルギーの原因にされています。

特に負担が大きいのが菓子パンです。

小麦にプラスして砂糖も多く含まれていることが多いので、腸にも負担がかかり悪玉菌も増えやすくなります。

腸内環境が悪いと、間違いなく妊活に影響してきます。

パンのほうが手軽に食べることができるので、利用される方が多いとは思いますが、パンを食べない日を決めるなど量のコントロールをしていきましょう。

③牛乳

牛乳も日本人の腸には合わないとされています。牛乳にはカゼインというタンパク質が含まれており、上記のパンの内容と同じになりますが、腸の粘膜を薄くさせることがわかっています。

日本人は特に「乳糖不耐症」と呼ばれる乳製品に含まれる「乳糖」をうまく消化できなくて、下痢を引き起こす方が多いです。

下痢になるということは未消化の状態で、排便してしまうことになりますで、栄養素をうまく吸収できないことになります。

栄養素がうまく吸収できないと確実に卵子の質に影響します。

牛乳を飲むとお腹がゆるくなりやすい方は避けられることをオススメします。

④サラダ油

サラダ油も体に負担がかかりやすい食品になります。

サラダ油はリノール酸という必須脂肪酸が多く含まれています。

「必須」と名がついているくらいですので、確かに体には必要なのですが、現代の食生活ではこのリノール酸は必要以上に摂取していることが非常に多いです。

このリノール酸を必要以上に摂取しすぎてしまいますと、体に炎症を起こしやすくなります。

炎症が起きやすいということは粘膜に炎症に起こしやすくなりますし、それが花粉症やアレルギーの原因になります。

妊活においても子宮内膜などは粘膜の一種ですので、炎症が起きやすくなります。

 

このためサラダ油、ごま油などの油の代わりにエクストラバージンオリーブオイルの使用をオススメします。

エクストラバージンオリーブオイルのほうがリノール酸の含有量が少ないので、サラダ油よりかはエクストラバージンオリーブオイルのほうが体の負担が少ないのが特徴です。

ただ、日光にあたる状態で保存してしまうと油が酸化してしまい、逆に炎症を起こしやすくなりますので、冷暗所で保存するなど保存方法には十分気をつけてくださいね。

いかがでしょうか。体に負担をかけやすい食品を紹介させていただきました。

「体に良いものを取り入れないといけない」という足し算の妊活をされている方が非常に多いですが、まず最初は引き算すること、つまり「やらないことを決める」ことが妊活では重要です。

やらないことを決めた方が体も軽くなり、妊活もうまくいきやすいですので、食事内容をもう一度見直してくださいね。

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